キーワードは「駅伝やろうぜ」

公益財団法人日本健康スポーツ連盟と日本駅伝ツアー機構は、2013年より日本初のツアー化した駅伝大会を展開している。2014年には、その第2弾として1月19日に神戸ユニバー記念競技場をメイン会場とした神戸大会を開催する。

タスキをつなぐ楽しみを体感できる駅伝大会

日本初のツアー化した駅伝大会「JAPAN EKIDEN TOUR 2013-2014」は、各地を転戦していく楽しみが味わえる駅伝ツーリズムがコンセプト。地方大会を予選と位置づけ、上位チーム、飛び賞(運のいいチーム)は、2014年3月開催の全国大会(東京開催予定)に出場できる。

上位入賞を目指し、速さを競うだけではないのがJAPAN EKIDEN TOURの魅力。キーワードは「駅伝やろうぜ」で、仲間や家族とチームを作り、タスキをつなぐ楽しさを感じてもらうことも目的としている。制限時間に余裕があり、走行距離も初心者でも楽しめる長さ。2013年6月に開催した東京大会では、参加者の4割が駅伝大会初参加だったという。

チーム編成は、男子の部(5km×4名)・女子の部(5km×4名)・混成の部(5km×4名)・親子やカップルなどで楽しめるペア駅伝(2.5km×2名)の4カテゴリー。家族、友人、仲間などで自由にチームを作ることができる。将来的には、参加したチームのコミュニティを作り、大会に向け日常のトレーニングを共有するなど日々の交流の場を提供する予定だという。

また、本気で走る人や、初めて大会に参加して走る楽しみを感じた人には、次の大会へ向けて定期的にタイムトライアルを開催し、サポートも行っていく。

同大会は1月19日にユニバー記念競技場(神戸市須磨区緑台神戸総合運動公園内)で開催。参加対象者は小学生以上。エントリーはランネットからのWeb申し込みで、12月19日まで受け付ける。参加料は駅伝20kmで1チーム1万2,000円 駅伝5kmで1チーム5,000円。