本格読取4

ソースネクストは21日、スキャナで読み込んだりデジタルカメラで撮影した紙の資料を、Microsoft Office形式のファイルに変換するOCRソフト「本格読取4」を発表した。ダウンロード版を11月21日より、パッケージ版を12月13日より発売する。価格は3,800円。

スキャナで読み込んだ紙の資料や、デジタルカメラで撮影した画像データなどを、Microsoft OfficeのExcelやWordで編集可能なデータへと変換するOCRソフト。TWAIN規格に対応したスキャナなどと連携して利用できるほか、PFUのスキャナ「ScanSnap」シリーズからの読み込みもできるようになった(ScanSnap S500 / S510 / S300 / S1500 / S1300 / S1300i / S1100 / iX500 / SV600)。

OCRエンジンはパナソニック製で、約75万語の辞書を使う。前バージョンからOCRエンジンを新しくしたことで文字認識精度が向上し、FAX文書やコピー文書に多く見られる「かすれ文字」の認識率も高くなった。専門書や論文なども高い精度で変換できるとしている。

メイン画面

名刺をスキャナで取り込んで自動でデータ化する「本格読取 おまかせ名刺管理 3」も収録。さらに、クラウドサービス「Evernote」などへのアップロードにも対応する。

入力対応ファイル形式は、tiff / tif / bmp / dcx / pcx / jpg / jpeg / fpx / pcd / fxs / ica / ico / cur / ani / pct / wmf / emf / clp / avi / xpm / iff / pbm / cut / psd / png / tga / eps / ras / wpg / xwd / xbm / flc / sgi / itg。

出力対応ファイル形式は、doc / docx / xls / xlsx / txt。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X。

かすれた文字も高い精度で認識

表組もデータ化して再現できる

Evernoteへのアップロードに対応