AKB48の姉妹ユニット・SKE48の松井珠理奈が、嵐・大野智主演のフジテレビ系スペシャルドラマ『鍵のかかった部屋SP』(2014年1月3日21:00~)に出演することが19日、明らかになった。松井がフジテレビのドラマに出演するのは、今回が初となる。

『鍵のかかった部屋SP』で21歳の秘書役を演じる松井珠理奈

大野演じる防犯オタク・榎本が密室殺人事件の謎を解き明かしていく本作は、作家・貴志祐介の『防犯探偵・榎本シリーズ』を原作とした作品。2012年に連続ドラマとして放送され、月9史上初の密室パズルミステリーとして話題に。放送終了後から続編などを希望する声が数多く寄せられ、スペシャルドラマとして制作されることが決定。今回は、弁護士・芹沢(佐藤浩市)が顧問を務める証券会社社長が自宅で何者かに殺害されるという密室殺人事件と、その会長が持つ絵画コレクションの寄贈先の美術館で起こる密室殺人事件が描かれる。

松井が演じるのは、敏腕だがちょっとお茶目な弁護士・芹沢の新たな秘書役。現在16歳の松井よりも5歳年上という設定で、役柄に合わせてOL風の衣装で現場に臨んだ。撮影が行われたのは、松井が「AKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会」で優勝した直後だったことから、現場では共演者やスタッフがじゃんけん勝負を挑むなど、撮影はわずか3時間半ながら和やかな雰囲気で進行した。

松井は、「家族で見ていたドラマだったので、出演のお話をいただいた時、本当にうれしくて、すぐに家族に報告しました」と振り返り、「今回は秘書役で、16歳の私にとっては、普段、使い慣れない言葉があったりしたので少し難しくて、実は緊張していました」と明かす。それでも、「現場の雰囲気がとても温かく、また、じゃんけん大会の後だったということもあり、撮影の合間に、出演者のみなさんやスタッフさんとじゃんけんをしたりしたおかげで、リラックスして撮影することができました」と充実した時間となったようで、「お正月には、ぜひご家族そろって見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

大野智、戸田恵梨香、佐藤浩市ほか、ゲスト出演者として現代アート界の売れっ子アーティスト役に藤木直人、証券会社会長の姪役に黒木瞳、美術館館長役に佐野史郎、マンション管理人役に岡田義徳ら豪華俳優陣が出演することも決定している。