年を経るごとに大きくなる“抜け毛・薄毛”の悩み。社会人の皆さんは、そんな過酷な現実をどのように捉えているのか? ここでは“抜け毛・薄毛”に関する質問を設け、意識調査を行った。
年を経るごとに大きくなる“抜け毛・薄毛”の悩み。社会人の皆さんは、そんな過酷な現実をどのように捉えているのか? ここでは“抜け毛・薄毛”に関する質問を設け、意識調査を行った。
用意した質問は「Q1 自分の毛髪に自信がありますか?」「Q2 あなたの毛髪量は多いと思いますか?」「Q3 あなたは毛髪について気になることがありますか?」「Q4 あなたは将来(あるいはすでに)薄毛になってしまったらどう思いますか?」「Q5 毛髪の維持・回復に有効だと思うことはありますか?」「Q6 毛髪の維持・回復のために実行していることはありますか?」の6項目。約300人の成人男性が回答してくれた(第一三共ヘルスケア調べ)。
髪に自信のない人は4割超!
アンケートの結果を見てみよう。まずQ1の自分の毛髪に対しての自信だが、「あまり自信がない」「まったく自信がない」を合わせて、43.4%の人が自信がないと回答。さらにQ2で毛髪が多くない、あるいは少ないと感じている人は33.7%もいることがわかった。およそ3~4割の男性が自分の髪の現状から、髪に不安を感じているというわけだ。
「薄毛」「抜け毛」で悩む人がダントツに多い
Q3では、毛髪について気になることを複数回答で答えてもらった。結果、「薄毛」が63人でトップ、続いて「白髪」の61人、「抜け毛」の54人と続く。「薄毛」と「抜け毛」を重複して選んだ方は多いだろうが、単純に考えると300人のうち117人が毛髪量で悩んでいることになる。「白髪」についても61人と多くの人が回答した。一方「何も気にならない」という人は53人。有効回答数の17.7%にあたるが、この数字が多いか少ないかは判断に迷うところだ。
では、将来に髪が薄くなったらどう思うのか? Q4で「すごく気にする」が26%、「まあまあ気にする」が32.7%となった。6割近い人が髪が薄くなってしまうことを気にしているのだ。一方「まったく気にしない」という“強者”も6.7%いる。ショーン・コネリーやジャン・レノのような容姿であれば、気にしなくてもよいかもしれない。また“気にしない”というよりもあきらめて“気にしなくなった”という人もいるだろう。
ともかくも、6割近い人は髪が薄くなることを気にしている。少しでも気になるのであれば、「専門医が教える“毛髪保守”テクニック」を読んで、傾向と対策を考えてみよう。
気になる!? マイナビニュース読者の“抜け毛・薄毛”対策法
抜け毛・薄毛の対策はどうしているのか? Q5とQ6の結果を合わせながら調査してみよう。Q5の対策法としてもっとも有効だと思われているのが「生活習慣の改善」で、68人が選んだ。ところが、実際に「生活習慣の改善」を行っている人は25人。頭ではわかっていても実践できていないという方が多いようだ。一方で「頭皮マッサージ」は49人が有効な対策として選び、45人が実践している。「頭皮を清潔にする」を選んだ方も46人と多く、実際に39人が実行しているようだ。「発毛剤・育毛剤の活用」にいたっては、対策として有効と21人が答え、しかも実践している人が21人となっている。「頭皮マッサージ」や「発毛剤・育毛剤の活用」を実践している人は、かなり意識が高いと思われる。「発毛剤・育毛剤の活用」を実践している人、これから活用しようと考えている人は、「抜け毛・薄毛対策にはこれ! 開発者が語る『カロヤンガッシュ』の強み」をチェックしてみてはいかがだろうか。
問題は、毛髪対策を「特にしていない」という人が137人もいること。“後悔先に立たず”とならなければよいのだが……。
抜け毛・薄毛対策はアンチエイジング対策のひとつだとも考えられる。アンチエイジングとは「抗加齢」であり、若返りではない。つまり時計の針をできるだけ遅くすることはできるが、逆回しはできないということだ。なんとなく髪の毛が寂しくなった、髪を洗う時の感触が違うと思ったら、それが始まりである。その時点でいかに止めるか? 抜け毛・薄毛は気がついた時が対策すべき時なのだ。