映画『ルームメイト』の初日舞台あいさつが9日、都内で行われ、キャストの北川景子、深田恭子、高良健吾と古澤健監督が出席した。

映画『ルームメイト』の初日舞台あいさつに出席した北川景子(右)と深田恭子

今邑彩の同名小説が原案の同作は、2人の女性を主人公に描くサスペンス・スリラー作品。交通事故をきっかけに、入院先の看護師・麗子(深田)とルームシェアをすることになった派遣社員の春海(北川)。面倒見の良い麗子にすっかり心を許す春海だったが、時折、普段とは違う言動をする麗子に対し、次第に恐怖を抱く。そんな中、春海の周囲で不可解な事件が起こり始める――というストーリーで、映画は全国公開中。

イベントでは、"ルームメイト"と名付けられたカクテルが登場。高良の「美しい2人に乾杯!」という声で公開初日を祝福し、深田が「何か毒が入ってそうな見た目だけど、スッキリしてて美味しかった」と言うと、北川は「一口飲んだだけじゃ表現出来ない、クセになる味。映画も何度でも観て欲しい」とにっこり。同作について北川が、「脚本を読んだ時のスリルを具現化出来るか心配だったけど、それ以上の作品になった」と自信を持ってアピールすると、深田も「観終わった後に、呆然としてしまって色んなことを考える映画です」と笑顔でPRした。

また、同作のクライマックスでは血まみれになるシーンもあり、「いつもメイクや衣装を崩さないようにやってるから、破れてもどろんこになっても良い経験は初めて」と言う北川は、「暴れてやろうと思ってたので、もっと血糊かけちゃって!という感じだった。もっとやりたかった」と新鮮な体験だった様子。一方、北川に平手打ちや蹴りを入れるシーンがあったという深田が、「景子ちゃんに『全然大丈夫だから、思いっ切りやって』と言われて助けられた」と明かすと、高良は「すごく仲良く話してたのに、本番ではバチバチやって、終わったら『大丈夫?』って。怖いな~と思いました」と話して笑いを誘っていた。