歌手で女優の土屋アンナが30日、東京・品川プリンスホテルClub eXで行なわれたサーカス「LE NOIR ルノア~ダークシルク~2013」の開幕会見に出席した。
昨年、日本で世界初演を行なった同公演は、世界で活躍するパフォーマー約20人が繰り広げるサーカス・エンタテインメント。シックでダークな“裏のサーカス”をテーマに、円形の舞台を客席が取り囲むという近距離の迫力ある鑑賞が特徴で、コスチューム・デザイナーのアンジェラ・アーロンが手掛けた衣装も見どころとなっている。公演は、同所で11月1日から12月26日まで行なう予定。
オフィシャルサポーターに就任した土屋は、「繊細でダークな感じにしてみました」とモードなドレスで登場。昨年の公演にも足を運んだそうで、「魅力的できらびやか。音と衣装も一体化していて魅了されました」と振り返り、「今年は新しい演目が増えたので楽しみ」と凱旋公演にワクワク。パフォーマーとの近さに「人間の呼吸やバランス、筋肉の感じがすごく近くで見れて、人間の体はここまで変化出来るんだって感じた」と話した土屋は、「機械でもCGでもなく、人が作るリアルなアート。生きてるって面白いなって思うくらい感動します!」と笑顔でアピールした。
また、パフォーマーは、直径4mの舞台かつ観客が近いという緊張感の中で演じるが、舞台に立つ時の緊張について聞かれ、「人ってジャッジをするもの。私の歌を嫌いって人も好きって人もいる。だから、気持ち良くやるだけの事をやって『どう?』っていうスタンスでやっている」と答えた土屋。現在、土屋は主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」の公演中止騒動で約3,000万円の損害賠償を求める主催者側と係争中だが、報道陣に裁判のジャッジは?と問われると「今日は、ダークシルクだけでお願いします!」と、笑顔でかわして会場を後にした。