2013年12月14日に公開される特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』に、タレントのJOYと敦士のゲスト出演が決定し、映画初出演を果たすことが明らかになった。
本作は、2009年末に公開された『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』を第1作とするライダー同士の豪華共演を描いた「MOVIE大戦」シリーズの第5作。今年9月に大団円を迎えた『仮面ライダーウィザード』と、10月より放送がスタートした「平成ライダー」シリーズ15作目の最新作であり、「フルーツ」と「鎧」がモチーフなど何かと話題になっている『仮面ライダー鎧武/ガイム』が、豪華共演を果たす。
現在、バラエティで活躍中のJOYは『仮面ライダー鎧武/ガイム』共演パートで、天下統一を目指すイエヤス役。そしてフジテレビで放送中の人気バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!」で活躍中の敦士は、『仮面ライダーウィザード』パートで、オーガ/大須賀役を担当する。そのほか、ノブナガ役には『仮面ライダーオーズ/000』(仮面ライダーバース役)で活躍した岩永洋昭、ヒデヨシ役には『仮面ライダーW』(仮面ライダーアクセル役)の木ノ下嶺浩、そして、チャチャ役には同じく『仮面ライダーW』で恋人役を演じていた山本ひかると、平成仮面ライダーのOBたちの特別出演が続々と決定。バラエティ豊かな面々で、「MOVIE大戦」シリーズの第5作を盛り上げる。
本作のメインゲストで天下統一を目指す男気溢れるイエヤスは、独特な世界観を持った役柄。JOYのもつ唯一無二な存在感とイメージが合致して起用が決定したという。JOYは初の映画出演に喜びつつ「映画の現場はこわいんだろうなというイメージがあったのですが、とても溶け込みやすく仮面ライダーの皆さんの優しさを感じました」と、撮影現場を紹介。自身が演じるイエヤスについては、「歴史上のイエヤスと比べられないくらいポップ」と解説し、「平成のライダーがたくさん出てくるという楽しみもあると思いますし、武将がライダーを従えていたという設定がおもしろいなと思います」と、本作のストーリーも絶賛。そして「子供たちに"イエヤス"という存在をずっと覚えていて欲しくて、『仮面ライダー』を見る子たちって徳川家康ってしらない子ばっかりだと思うので、いつか勉強した時に、『JOYっていうイケメンが演じてたよね』って思い出してほしいですね」と意気込みを語っている。
ウィザード史上最強の敵になるというオーガ/大須賀役の敦士は、ドラマ、モデル、バラエティとさまざまなジャンルで活躍していることから、強くてかっこいい最強の悪(ワル)を、説得力ある芝居を期待して抜てき。JOYと同じく「僕の夢だった"映画の大スクリーンに自分の姿が映る"と思うと、鳥肌が立つほどうれしい」と映画初出演へ興奮気味の敦士は、小さい頃から憧れていた『仮面ライダー』ということもあり喜びもひとしお。「今回演じる役は仮面ライダーを脅かす怪人なので、どう演じたら最強の悪に見せられるか、日常の中やドラマなどで表情や目の動きまで観察し参考にしました」と研究もかかさず、「特撮ならではのインパクト大のオーガ/大須賀の衣装やメイクは、普段の撮影ではなかなか体験出来ないので気持ちが良かったです。衣装、メイクができ上がっていくにつれ、気持ちも悪役に入り込んでいくことができました」と、役柄への思い入れを明かしている。
物語は、沢芽市で、アーマードライダーによる「戦極バトルロワイヤル」が開催されている『仮面ライダー鎧武』、ファントムを食らいその能力を自分のものにすることができる謎のファントム・オーガが出現した『仮面ライダーウィザード』と、2つの世界で進行。鎧武、バロン、龍玄、黒影、グリドンらが戦いを開始する中、発生した時空の亀裂から謎の怪人が出現。舞を捕まえようとした怪人を追って、今度は鎧武たちが時空の亀裂に飛び込んだ。彼らが辿り着いたのは、まさかの戦国時代。そこは、数多くの仮面ライダーたちが「武神」と呼ばれ、武将たちの守護者となって戦う世界だった。戸惑う鎧武の前には最強の「武神鎧武」が立ちふさがり、ウィザードも鎧武たちがいる異世界へ登場。「武神鎧武」が求める"巨大な力"とは? 激闘の末、天下を手中に収める者は、はたして――シリーズ最大のスケールで描かれるスペクタクル巨編となっている。
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