昨年10月末に第1子男児を出産したタレントの長谷川理恵が17日、自身のブログを通じ、来年2月23日に開催される東京マラソンで、産後初となるフルマラソンに挑戦することを発表した。

産後初のフルマラソンに挑戦することを発表した長谷川理恵

長谷川は「挑戦」と題し、「産後、金コーチとの練習を再開しました。いろいろ考えた末、来年の東京マラソンにチャリティーの枠で出場することにしました」と報告した。産後初のフルマラソンということもあり、「出場を決意するのに自分の中で時間がかかりました」と悩んだ末の決断。長谷川には、2つの不安があった。

1つは産前産後に練習を休んでいたために、体力が激減したこと。「今は10キロ走るのがやっと」のようで、「前のようにジョグするのもきつい状態で、10キロめいいっぱい走っても60分きれるかきれないかです」と現在の状態を伝える。2つ目は、練習時間の確保。1児の母となった長谷川は「家族やまわりの人の協力が必要になってくる」と周囲に迷惑が掛かることを気にかけながら、「これはもう時間を工夫していくしかありません」と自らに言い聞かせる。

専属コーチの判断は、「今からの練習だとサブフォー(4時間を切る)狙いかなぁ」。サブフォーは、長谷川が2000年に初めてフルマラソンに挑んだ際の目標タイム。当時は3時間59分で見事に目標をクリアした長谷川だったが、「なので、ゼロからのスタートです」。「今のままでは正直4時間を切るのは厳しいかもしれませんが、今回はあえてファンランという形ではなく、産後復帰戦としてしっかりと目標タイムを設定して練習に望みたいと思います」と固く決意する。

そして、「育児、仕事、練習と大変なことも多いと思いますが、自分のペースで一日一日を大切に、、頑張っていきたいと思います! そして何よりも走れる喜びを忘れずに、レースまでの過程を楽しみたいと思います!」と抱負をつづり、「こんな私ですが、よかったらレース当日は沿道で声援を送ってください! みなさんからの応援が走る力になります!」と呼びかけた。

長谷川は2000年、テレビ番組の企画でホノルルマラソンに出場したことがきっかけとなりマラソンをはじめる。以降、数々のレースに出場。今年3月の「名古屋ウィメンズマラソン2013」で産後初の10キロレースに臨み、ブログでも「また新たな目標に向けて頑張っていきたい」と意欲を燃やしていた。