AMDは9日、同社の次世代グラフィックカード「Radeon R9」シリーズならびに、「Radeon R7」シリーズ5製品の販売開始を発表した。いずれも11日より出荷し、北米での参考価格はRadeon R9シリーズの「R9 280X」が299米ドル、「R9 270X」が199米ドルから、Radeon R7シリーズの「R7 260X」が139米ドル、「R7 250」が89米ドル、「R7 240」が69米ドル。

AMDでは、9月25日に米国ハワイで行われた「AMD GPU14 TECH DAY」にて、Radeon R9シリーズとRadeon R7シリーズの製品ラインナップを発表。その後、10月8日にハイエンドモデルであるRadeon R9 290X/R9 290を除いた5製品に関して、詳細な仕様を公開した。

Radeon R9シリーズとRadeon R7シリーズは、既存のRadeon 7000シリーズと同様にGCNアーキテクチャをベースとした製品だが、高解像度ディスプレイや新しい3D描画API「MANTLE」への対応に加え、一部モデルでオーディオ用アクセラレータ「TrueAudio」を搭載する。

Radeon R9/R7シリーズの特徴として挙げられる4要素

各製品の特長やMANTLE、TrueAudioの概要に関しては、大原雄介氏による解説を参照してほしい。また、「R9 280X」「R9 270X」「R7 260X」の3製品について、マイナビニュース編集部では、ファーストインプレッションとしてベンチマークテストを実施しているので、そちらも合わせて参照してほしい。

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