秋バラが美しい、旧古河庭園

東京都北区の旧古河庭園で、秋バラの見ごろに合わせ「秋のバラフェスティバル」が開催される。開催日時は、10月12日~27日、9時~17時(最終入館は16時30分)。

洋館横芝生広場で音楽会も

同イベントは、今年で10回目。園内の約90種、180株ものバラを見ることができるほか、秋バラの音楽会・バラのオブジェの展示などを楽しめる。入園料は一般150円、65歳以上70円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料。

さらに、期間中毎日、芝生広場アプローチ部分にローズショップを出店。同所オリジナル商品のほか、バラの苗木などを販売する。

音楽会では、10月19日に「弦楽四重奏」、26日には「ハープと歌唱・ピアノ・ヴァイオリン」が演奏される予定。各日12時、15時(各回約30分)に開催される。

旧古河庭園は、洋館、洋風庭園、日本庭園を備えているのが特徴。元来、伊藤博文内閣の外務大臣を務めた陸奥宗光の邸宅として作られた。設計者は、三島由紀夫の戯曲で有名な「鹿鳴館」や、「旧岩崎邸」などを手掛けたことで知られるジョサイア・コンドル。東京駅丸の内口や日銀本店を設計した辰野金吾もジョサイア・コンドルに学んでいる。