内閣府はこのほど、2013年度日本・中国青年親善交流事業において、日本からの参加者の募集を開始した。

同事業では、日本の青年20人を中国に10日間派遣する。中国では、現地青年とともに双方の社会事情に関するディスカッションを行うほか、文化・スポーツ紙交流、教育・文化・福祉・産業といった各種施設の訪問などを実施する。

対象は、日本国籍を有する18歳~30歳の青年(1982年4月2日~1995年4月1日生まれ)。語学力は特に必要ないが、中国語による簡単な日常会話能力があれば望ましいとしている。なお、内閣府による青年国際交流事業の参加経験者、およびその他の2013年度内閣府青年国際交流事業の参加予定の人は参加不可となる。

2013年度日本・中国青年親善交流事業リーフレット(出典:内閣府Webサイト)

書類選考の後、面接試験による最終選考を実施する。最終選考合格者は事前研修および直前研修に参加する必要があり、事前研修の際に参加不適当と見なされた場合、参加決定証は交付されない。書類選考の募集締切は10月28日(必着)、最終選考は11月9日。書類選考の結果は最終選考日の1週間前までに、最終選考の結果は11月下旬以降に通知する。

事前研修は11月22日~24日、直前研修は12月10日~11日、事業期間は12月12日~21日、帰国後研修は12月22日。参加費は9万円程度(このほか、選考にかかる費用や事前研修参加時の上京・帰郷旅費、予防接種料などは参加者本人の負担となる)、事後活動組織入会金は3万円。