米ヒューレット・パッカード(HP)は19日(米国時間、以下同)、第4世代Coreを搭載した着脱式Ultrabookや14型Chromebook、Tegra 4搭載タブレットなどの新製品群を発表した。詳細な仕様は不明だが、おおよその価格と発売時期が公開されている。

手の動きでPCを操作できる"リープモーション"機能を載せた、17.3型のフルHDノートPC「HP ENVY 17」は、最新のIntelプロセッサおよびNVIDIAのグラフィックスを搭載する。手や指の自然な動きでゲームやモデリング、プレゼンテーションなどの操作が可能といい、10月16日に1049.99ドルで発売予定。

HP ENVY 17

また、12日にIDF(Intel Developer Forum)で明かされた、14型のChrome OS搭載ノート「Chromebook 14」は既報通り第4世代Coreを搭載。3種類のカラーで299.99ドルから展開する。発売時期は明記されていないが、12日時点では、ホリデーシーズン前の発表が予告されていた。

Chromebook 14

「HP Spectre 13 x2」は、タブレット利用もできる着脱可能な13型Ultrabook。HD解像度ディスプレイを備えた第4世代Core搭載機で、ファンレス設計となる。1099.99ドルで10月16日に登場予定。

同じく着脱式の11.6型ノートPC「HP Pavilion 11 X2」および「HP Pavilion 13 X2」も発表された。「HP Pavilion 13 X2」では、AMDのA6プロセッサもしくはIntel Coreプロセッサを搭載するという。いずれも11月17日に599.99ドルで提供を開始する予定。

HP Pavilion 13 X2

このほか、タッチパッドの左右に操作領域を拡大する「Control Zoneトラックパッド」を採用したUltrabook「HP Spectre 13」は、パームレスト上からチャームやフリップ、スナップ操作などを設定でき、10月16日に999.99ドルで予約を開始。また、NVIDIAが18日に発表したCortex-A15ベースの4コアプロセッサ「Tegra 4」を採用したスレート型タブレット「HP Slate 7 HD」「HP Slate 8 Pro」「HP Slate 10 HD」も発表された。価格未定ながら11月に登場予定となる。