朝日生命のWebサイトが改ざん被害、347名にウイルス感染の恐れ

朝日生命は6日、同社公式サイトの特設ページ「第38回アサヒフォトコンテスト」が、第三者からの不正アクセスで改ざんされ、閲覧ユーザーにウイルス感染の可能性があると発表した。同ページは既に正常化しているが、現在は閉鎖。ユーザーの個人情報の流出はないという。

改ざんされていた期間は、2013年8月19日10時4分から同年8月31日14時57分。この期間中に「アサヒフォトコンテスト」にアクセスしたユーザー347名が、ウイルス感染の被害にあった可能性がある。改ざん被害を発見した後は「アサヒフォトコンテスト」を正常化し、ユーザーからの応募も受け付けていたが、現在は"万全を期すため"ページを閉鎖したことで「アサヒフォトコンテスト」への応募は電話などで受け付ける。なお、同社Webサイトの他のコンテンツに被害はない。

合わせて同社では、対象期間に同ページにアクセスした可能性のあるユーザーは、トレンドマイクロやマカフィー、シマンテックのオンラインスキャン・無料体験版などで、PCのウイルススキャンを実行して欲しいと呼びかけている。