宮崎駿監督引退アンケート"まだ早い"約半数、好きなジブリ作品はトトロ1位

ITソリューション・アプリケーションのサービス提供を行うリビジェンは、第70回ヴェネツィア国際映画祭で発表された、スタジオジブリ宮崎駿監督の引退を受けて、「スタジオジブリ映画監督の宮崎駿さん引退」についてのアンケートを実施した。

調査対象は全国の10代20代男女500人。「あなたは宮崎駿監督が長編映画製作から引退することについてどう思いますか?」と「あなたは宮崎駿さんが監督となったジブリで一番何が好きですか?」という2項目について質問し、集計結果を発表している。

まず引退については、「まだ早いと思う」が49.6%を占めて約半数。理由としては「すてきな作品をもっと残してほしい」「まだまだ宮崎駿監督の映画が見たい」「後継者になる人がいない」などが挙げられている。また「妥当だと思う」という回答は30.4%で、「今までたくさんの作品を作ったから」「年だから」「世代交代が必要だから」というコメントが寄せられた。そのほか「遅いと思う」が3.6%、「わからない」が16.4%。

そして、「一番好きな宮崎監督のジブリ作品」については、ベスト3が『となりのトトロ』22.4%、『魔女の宅急便』17.8%、『天空の城ラピュタ』15.4%という結果に。第70回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、アニメーションとしては史上初となる「第70回ヴェネツィア国際映画祭」金獅子賞への期待が高まっている『風立ちぬ』は1.6%に留まっている。

「あなたは宮崎駿さんが監督となったジブリで一番何が好きですか?」の集計結果詳細は以下のとおり。

「あなたは宮崎駿さんが監督となったジブリで一番何が好きですか?」

『となりのトトロ』22.4%
『魔女の宅急便』17.8%
『天空の城ラピュタ』15.4%
『千と千尋の神隠し』15.2%
『ハウルの動く城』9.4%
『もののけ姫』9.2%
『紅の豚』3.6%
『風立ちぬ』1.6%
『崖の上のポニョ』1%
特になし 4.4%

アンケートは、リビジェンがスマートサーベイモニター会員の10代20代男女を対象に、9月5日にオンラインで実施。