ファンタジア文庫創刊25周年の特別企画として、ファンタジア文庫の名作を単行本として復刊する企画がスタートし、その第1弾として『スレイヤーズVSオーフェン』『ドラゴンズ・ウィル』の2作品が9月20日に再販される。
『スレイヤーズVSオーフェン』は、2001年にライトノベル雑誌『ドラゴンマガジン』の増刊『ファンタジアバトルロイヤル』で実現した『スレイヤーズ』と『オーフェン』のコラボ小説。2005年に限定版として発売されたが売り切れ店が続出し、当時に手に入れられなかったファンも多い"幻の単行本"と言われた作品。
そして『ドラゴンズ・ウィル』は、アニメ化企画が進行中の『棺姫のチャイカ』、アニメ化が決定した『アウトブレイク・カンパニー』の著者・榊一郎氏のデビュー作。文庫未収録の幻の短編を収録した完全版として復刊され、ライトノベル界の第一線を走り続ける榊氏の原点の作品となる。
さらに『スレイヤーズ』の神坂一氏と『魔術士オーフェン』の秋田禎信氏による完全新作小説の発売も決定。今回復刊する『スレイヤーズVSオーフェン』の"神坂一&秋田禎信"伝説のコラボが13年の時を経て、新企画として始動する。新作コラボ小説の内容は、「シェアードキャラクター」というキャラクターと、世界観設定を神坂氏と秋田氏の二人で作り上げて共有し、それを元にそれぞれが小説を書いていくという手法を使っているという。共通のメインヒロインは宮龍院シア。神坂版『メックタイタン ガジェット 巨甲闘士グランアース』、秋田版『メックタイタン ガジェット 虐殺機イクシアント』の2冊は、10月19日に各1,600円で同時発売される。