ファミリーマートは2日、住民基本台帳カードを利用して、ファミリーマート店舗内に設置したデジタルフルカラー複合機から、住民票の写しや印鑑登録証明証などを発行する自治体証明書交付サービスを順次開始すると発表した。

住民基本台帳カードを利用して、ファミリーマート店舗内のデジタル複合機から、住民証の写しなどを公布する(出典:ファミリーマートWebサイト)

時間外交付、地域外交付に対応することで、顧客の利便性向上を図る。まず、沖縄ファミリーマートの協力の下、沖縄県南風原町のファミリーマート9店舗および那覇市の63店舗において、2日からサービスを開始。

このうち南風原町では、住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明書、戸籍附票の写し、所得証明書、所得・課税証明書の計5種類の証明書を交付する。利用時間は6:30~23:00(年末年始除く)、手数料は戸籍証明書が400円、そのほかは200円。なお、手数料・サービスは自治体により異なる。

17日からは、沖縄市、浦添市、宜野湾市、名護市、うるま市の82店舗にて、30日からは、そのほかの沖縄県内全店舗69店舗にてサービスを開始。全国の店舗への導入は12月をめどにしている。