スティーブ・バルマー氏

米Microsoftは23日(現地時間)、同社の最高経営責任者(CEO)であるスティーブ・バルマー氏が12カ月以内にCEOを退任すると発表した。

バルマー氏は同社の発表の中で「デバイスとサービスの企業へ変革するタイミングでの引退が私のもともとの考え。我々はこの新しい方向性のため、長い期間にわたって業務が行えるCEOが必要だ」と述べている。

バルマー氏は、米Microsoftの前CEOであるビル・ゲイツ氏がCEOを退いた2000年から13年にわたり、米MicrosoftのCEOを務めてきた。

今後、ゲイツ氏などをメンバーとした特別委員会を組織し、バルマー氏の後任者を社の内外を問わず検討するという。バルマー氏は後任が決まるまでCEOの職に留まるとしている。