AKB48の姉妹ユニット･HKT48が9月4日にリリースする2ndシングル「メロンジュース」のミュージックビデオ(以下MV)が公開され、撮影中の様子が明らかになった。

2ndシングル「メロンジュース」を9月4日にリリースするHKT48

同曲は、HKT48史上初となるパンクロック。MVはその楽曲イメージに合わせ、7月14日に近く閉館予定の横浜のライブハウス･横浜BLITZで撮影された。公式サイト上の公募による抽選で選ばれた1,000人のエキストラが待ち構える中、メンバーは紺のジャケットに蛍光イエローのストライプ柄スカートの制服姿で登場。キャプテン･穴井千尋が「みなさん、こんにちはHKT48です。今日は暑い中集まって頂き、本当にありがとうございます。今日はみなさんと一緒に最高のMVを作りたいと思いますので、みなさん今日は最高の思い出を作って帰って下さい！よろしくお願いします！」とあいさつし、撮影はスタートした。

場内の雰囲気は本物のライブさながらで、「メロンジュース」のサビの部分でメンバーが会場にマイクを向けると、観客は拳を突き上げモッシュダイブ。指原は最前列の観客とハイタッチするなど思い思いに会場を盛り上げていた。個別シーンでは、兒玉遥と宮脇咲良が観客にペットボトルの水をかけるシーンも撮影。また、指原がペットボトルの水を口に含んで吹きかけるシーンでは、「何度か練習したんですけどね」となかなかうまく水が飛ばなかった様子だったが、首を振って勢いをつけるとうまく飛び、OKが出るとガッツポーズで撮影を終えていた。

振付は竹中夏海が担当。「激しく! パンクに!」をテーマに、「メンバーがぐちゃぐちゃにジューサーの中でかき回され、HKT48全体がメロンジュースになる」というイメージで作られ、サビの部分では激しいヘッドバンキングも披露。兒玉は「最初は頭を振りすぎて、慣れなくて痛みもありましたが、今は楽しんで振ってます(笑)。早くみなさんに覚えていただいて、一緒にガンガン頭を振りたいです!」、宮脇は「最初はフラフラでしたが、今はもう楽しくて仕方がないです(笑)」、松岡菜摘は「首がすごく痛くなりました(笑)。次の日も左右に振りむくのが精一杯の状態でした」と語るとおりメンバーにとっては貴重な経験となったようだ。

また、研究生･朝長美桜は「ライブハウスという場所で、ファンのみなさんに手が届きそうな距離で撮影させて頂けたのが、印象的でした。とても楽しかったです!」と感想を語り、松岡も「後ろでは生演奏もして頂いて、「今私達かっこいい！」と自ら酔いしれてしまうほど素敵な環境でした(笑)」と楽しげ。宮脇は、「お客さんに水をかけるシーンがあるのですが、人生初の水かけだったので、緊張しました」と振り返り、「集まっていただいたファンのみなさんのおかげでとてもパンクロックなMVになってます!」アピールしていた。

(C)AKS