歌手の浜崎あゆみが28日、東京・国立代々木競技場第一体育館で、全国ツアー「ayumi hamasaki 15th Anniversary TOUR~A BEST LIVE~」の最終公演を行った。
4月からスタートした同ツアーは、浜崎のデビュー15周年を記念した全国アリーナツアーで、ライブ内容を自身初のファン投票結果から選曲。12会場28公演の最終日となったこの日は約12,000人のファンが詰め掛けた。オープニングで高さ10mの十字架に貼り付けられた真っ赤なマント姿で登場した浜崎は大歓声を受けながら、「行くぜ! 代々木ラストー!」と笑顔で意気込み。「M」、「evolution」、「Voyage」などヒットソング21曲をドレスやスクールスタイルなど様々な衣装で熱唱した浜崎は、中盤で地上6.3mに吊り下げられた水入りのプールで「JEWEL」、「HEAVEN」のバラード2曲をしっとりと歌い上げ、思わぬ演出にファンは大興奮だった。
アンコールで、Tシャツにデニムのショートパンツ姿で再登場した浜崎は、「みなさん楽しんでくれてますか? 今日は最終日だぜ~」とあいさつし、「ラストライブはあっという間に過ぎてしまいました。今はまだ感想とかは無いけど、終わった後に感じてくると思う」と感慨深げ。「この15年間はみんながくれたもの。どうもありがとう! まだまだ騒いでいくから、準備はいいかい!?」とファンへ感謝の気持ちを叫んだ浜崎は、「Boys&Girls」でファンと大合唱し、「Who…」ではステージにマイクを置いて地声で感謝を伝える場面も。ラスト曲『MY ALL』をもって全26曲を披露し終えた浜崎は、「ツアーで出会った全国のみなさん、ここにいるみなさん、最後までありがとうございました!また会える日まで笑顔でいてねー!」と大きく手を振って、同ツアーを締めくくった。