ミュージカル『テニスの王子様』が、現在上演中の「全国大会 青学vs氷帝」の7月19日公演にて、通算1,000回を達成したことが明らかになった。

今年は10周年のアニバーサリーイヤーであり、通算1,000回公演達成を達成したミュージカル『テニスの王子様』

19日の終演後には、座長の青学・越前リョーマ役の小越勇輝、青学部長・手塚役の多和田秀弥、氷帝部長・跡部役の青木玄徳、比嘉部長・木手役の土井一海が1,000回記念舞台あいさつに登壇。小越は「ミュージカル『テニスの王子様』が1,000回達成という素晴らしい日に舞台に立てるのがすごく光栄。これからもキャスト、スタッフ、応援してくださる皆さん全員で素敵な舞台を作っていきたい」と今後も魅力的な舞台を作り上げていくことを宣言。また、多和田は「これまでのミュージカル『テニスの王子様』の歴史に恥じることのないよう1回1回精いっぱいのパフォーマンスをして、たすきをつないでいきたい」と気持ちを新たにスタートすることを誓っていた。

ミュージカル『テニスの王子様』は、コミックスシリーズが累計発行部数5,100万部を超え、TVアニメ、OVA、実写映画、ゲームなどさまざまなメディアミックスで展開された許斐剛による大人気作品『テニスの王子様』の舞台版として、2003年春に上演をスタート。舞台化不可能と思われたテニスの試合は、照明と打球音、映像を用いた斬新な演出で表現され、原作に忠実な迫力満点の試合や出演キャストの演技を生で体感できることは、テニミュならではの"熱"として人気を博している。

キャストは「原作キャラクターに近いかどうか」を第一の選考基準とし、すべてオーディションによって選出。本作がデビュー作となる新人も多く、「若手俳優の登竜門」と呼ばれ、これまでに、城田優、加藤和樹、斎藤工、宮野真守、 瀬戸康史といった現在活躍中の俳優を多数輩出している。漫画原作の舞台としては異例の大ヒット作品として観客動員累計150万人以上を記録。また、ミュージカル公演に留まらず、公演楽曲を使用したコンサートDream Liveなども展開している。今年は10周年のアニバーサリーイヤーでもあり、1,000回突破という記念すべき節目も迎えることになった。

現在は「祝・1,000回突破! スペシャル企画」を「全国大会 青学vs氷帝公演」の各会場で実施しており、7月19日~28日の東京公演限定で1,000回記念シールを配布。そのほか、写真撮影コーナーやファンからのメッセージを書き込む 「テニミュノート」が設置されている。