台湾行政院農業委員会は16日、野生のイタチアナグマに由来する検体を検査した結果、狂犬病であることが確定されたと発表。これを受け、日本の農林水産省は17日より台湾を狂犬病の非清浄地域として取り扱うと発表した。

今後、台湾から犬や猫などを輸入する場合は、非清浄地域からの輸入条件を参照し、狂犬病の予防接種や血液検査などを行う必要がある。

同省は、過去6カ月以内に台湾から輸入された動物を飼育している人に対し、入国時から半年間は毎日の健康観察を行うよう呼びかけている。