アップルは、iPadのマルチタッチをフル活用し、Mac上で音楽制作ソフト「Logic Pro X」を操作可能なiPad用リモートコントロールアプリ「Logic Remote」の配布を開始した。価格は無料。

「Logic Remote」は、iPadを使ってLogic Pro Xのクリエイティブパワーを拡張する専用リモートコントロールアプリ。これを用いることで、部屋のどこからでもLogic Pro Xで録音、ミックス、楽器演奏が行うことができる

「Logic Remote」は、iPadのマルチタッチディスプレイを最大限に活用できるように設計されているリモートコントロールアプリ。iPad上に表示されたピアノ鍵盤やギターのフレットボード、ドラムパッドにより、「Logic Pro X」に搭載された多彩な仮想インストゥルメントを自在に演奏することが可能となっている。

また、ミキサー画面から、音量、パン、ソロ、ミュートコントロールをはじめ、レベルメーターストリップによるレベルの監視とクリッピングの検出、 各フェーダーのオートメーションモードのオン/オフならびに変更なども行うことができる。

さらに、再生、停止、録音、サイクル、マーカーの選択とジャンプなどの基本的なトランスポートコントロールの操作にも対応する。そのほか、サウンドライブラリをブラウズしてリモートでパッチを変更したり、スマートヘルプをオンにしてMac上のインタフェースをタッチし、iPadにマニュアルを表示したりすることもできる。なお、システム条件は、iPad 2以降およびiPad mini、iOS 6以降で、Logic Pro Xが必須となる。