「池波正太郎が残したかった『風景』」(新潮社刊)より

東京都中央区の松屋銀座は8月28日~9月9日、「生誕90年 池波正太郎展」を開催する。

映像化作品を立体展示。書斎も再現

同展は、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」などの時代小説で知られる作家、池波正太郎の生誕90年を記念し開催されるもの。会場では、膨大な著作全点が展示されるとともに、書斎の再現や貴重な資料などを通じて氏の姿を振り返る。

また、TV、舞台、映画などで紹介された作品を立体的に展示し、「真田太平記」「黒霧仁左衛門」など幅広い世界まで展観する。さらに、氏のエッセイ中で語られている、映画を愛し食べることや旅を楽しんだ日常生活にも目を向けていくという。

開催期間は8月28日~9月9日。場所は東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座8階イベントスクエア。時間は10時~20時(最終日9日のみ17時閉場。入場は閉場の30分前まで)。入場料は一般1,000円、高大生700円、中学生以下無料。