JR東海は10日、東海道新幹線の自動改札機を順次新型のものに入れ替えると発表した。

新型自動改札機設置イメージ(品川駅)

現在の自動改札機は使用開始から約10年が経過しており、東海道新幹線の17駅295通路すべてを対象に、新型の改札機へ入替えを進めることに。

新型の自動改札機は、案内画面がよりわかりやすくなるほか、ライトによる表示できっぷの出る位置を案内し、きっぷの取り忘れ防止を図るという。機器本体もスリム化され、通路幅が最大4cm広がるため、大きな荷物を持っている場合でも通行しやすくなる。

現在の改札機の案内画面(写真左)と新型改札機イメージ(同右)。案内画面がわかりやすくなり、きっぷの出る位置を案内するライト表示も装備される

新型の自動改札機は、まず2014年度上半期に品川駅で導入。2014年度下半期から2016年度上半期にかけて、東海道新幹線全駅で順次入替えを行う。工事費は約52億円。