アスキー・メディアワークスは28日、新選組の巡礼に役立つガイドブック『隊士ゆかりの屯所、寺社、古戦場、墓を巡る 新選組巡礼の旅』を刊行した。価格は1680円。
2013年は新選組が結成されてちょうど150年の節目。各社から新選組関連本が発売される中、同書は、日野、京都、会津若松、函館など、試衛館時代から箱館戦争までの新選組ゆかりの地を時代順に網羅したガイドブックとなっている。各地を効率よく回れるモデルルートや新選組隊士の墓&慰霊碑マップ付きで「旅のお供に最適」(同社編集担当)とのこと。
新選組の歴史解説も充実しているので、新選組入門書としても役立つ1冊となっている。同社編集担当は「150年の時を経て、今なお色あせない彼らの軌跡を目と肌で感じ、その生き様を体感してください」と話している。
各章で取り上げるエリアとおもな出来事
・日野・調布・府中・八王子・小石川・市ヶ谷(試衛館時代、浪士組結成)
・壬生・島原・御所・祇園(新選組誕生、芹沢鴨暗殺、池田屋事件)
・伏見・橋本・淀・大阪・上野・流山・板橋(鳥羽・伏見の戦い、近藤勇斬首)
・猪苗代・宇都宮・会津若松(宇都宮城の戦い、会津戦争)
・函館・松前・江差(箱館戦争)