日産自動車は24日、高性能プレミアムスポーツバージョン「フェアレディZ NISMO」を発売し、あわせて12月に発売予定の「マーチNISMO」の予約受付を開始した。
フェアレディZ NISMOとマーチNISMOは、NISMOブランド戦略に基づく高性能プレミアムスポーツバージョンとして、2013年1月に発表した「ジュークNISMO」に続く第二弾と第三弾モデル。両モデルは、NISMOによる専用デザインと技術を投入し、空力、足回り、パワートレインなどのトータルバランスに優れた運動性能を実現するとのこと。
フェアレディZ NISMOは、空力特性に優れたエアロパーツを採用したほか、エンジンの高出力化を図ったモデル。パワートレインをはじめ、タイヤ、ボディ剛性、サスペンション、ブレーキ等に専用チューニングが施され、エクステリアはNISMOのカラーリングを継承し、インテリアは赤いセンターマークを配置した本革・アルカンターラ巻の専用ステアリングと、赤い文字盤に「nismo」ロゴを配した専用タコメーターを採用している。価格は、6MT車が521万8,500円、7M-ATx(マニュアルモード付き電子制御7速オートマチック)車が532万3,500円。
マーチNISMOは、マーチの低燃費はそのままにNISMOの空力性能に優れたデザインを採用したグレード「NISMO」(1.2L / エクストロニックCVT)と、モータースポーツで培ったパフォーマンスを実現したグレード「NISMO S」(1.5L / 5MT)の2タイプを設定。価格は、NISMOが154万350円、NISMO Sが177万300円。