AKB48グループ研究生コンサート「推しメン早い者勝ち」が5日、東京・日本武道館で行なわれ、グループ研究生総勢103人が集まった約1万1,000人のファンを熱狂させた。

AKB48グループ研究生コンサート「推しメン早い者勝ち」に出演した峯岸みなみ(左)と松村香織

AKB48グループ研究生にとって初の単独コンサートとなった同公演では、アンコールを含む31曲を、圧巻の103人でパフォーマンスしたほか、ユニットやグループでも披露。全員が所属と名前を書いたゼッケンをつけて登場したオープニングでは、AKB48・岩立沙穂が「今日は先輩方がいないので、グイグイ目立ちたいと思います」と意気込み、SKE48・北川綾巴は「緊張してるけど、SKE48らしさを忘れずにやりたい」とワクワク。一方、NMB48・渋谷凪咲が「ホンマうれしい。NMB48がてっぺん取ったるで!」と大阪弁で盛り上げると、HKT48・田島芽瑠も負けじと「フレッシュなパワーで元気を届けるけん!」と福岡弁でアピールした。

また、この日の司会を務めたのは、恋愛スキャンダルで研究生に降格したAKB48・1期生の峯岸みなみとSKE48・3期生で"終身名誉研究生"の松村香織。オープニングで叫び過ぎて声が枯れてしまった峯岸が「ついにこの日が来てしまいました。今日はみんなの名前を覚えて帰って下さい!」とあいさつすると、松村は研究生たちに「みんな、こんな風になっちゃダメだよ~」と指導。2人はユニットで「炎上路線」を歌い上げたが、峯岸が「みんな若くてキラキラしてるのに、ごめんなさいね」と苦笑いを浮かべると、松村に「『かおたんって何で変人扱いなの?』って聞かれたから、『何でカツラなの?』って聞き返した」と手厳しく"口撃"され、「それは言っちゃダメ! 今日はまぶしかった時を思い出して、初心に戻った感じです」とタジタジだった。