女優の長澤まさみが、11月8日から上演される舞台『ライク ドロシー』(作・演出 倉持裕)で主演を務めることが4日、明らかになった。
同作は2007年『ワンマン・ショー』から定期的に行っている、M&Oplays(森崎事務所)と倉持裕のコラボ公演で、今回で第6回目を迎える。とある屋敷に訪れるヒロインを長澤が演じ、そのヒロインを助ける小悪党として高橋一生、片桐仁、塚地武雅が登場。4人は町の平和のため、屋敷に住む「魔女」と呼ばれる女主人をこらしめることを計画する。1つの目的に向かって絆を深めていく過程を緻密な筆致とスピーディーな場面転換、そして鮮やかなどんでん返しで描いている。
2011年8月の『クレイジーハニー』以来、2度目の舞台に挑戦する長澤は、「緊張というよりは、今の所は楽しみだなと言う気持ちの方が勝っているような感じです」と心境を語り、「共演させていただく皆さんが芸達者な方々ばかりなので、稽古をしていく中で良いところを勉強させてもらいつつ、盗みつつ、良いチームワークを作っていきつつ、と今からやる気は満々です!」と意欲を見せていた。
倉持作品の魅力については、「セリフの随所にオモシロさがあってキャラクターがかわいく愛らしく感じるところがとても好きです」と語り、「個性豊かな俳優さんばかりで稽古が待ち遠しいです」とコメント。高橋一生を「役そのものになってしまうところが素晴らしい俳優さんだなと尊敬してます」、銀粉蝶を「芝居はもちろんの事、お声が印象的で見てる人をくぎづけにしてしまうところに圧倒させられました」とたたえ、塚地武雅については「今回の役柄が面白い使われ方と言うのか今から面白くなること間違いなしなので本当にたのしみにしております」と語るなど、稽古を心待ちにしている様子だった。
舞台『ライク ドロシー』は、2013年11月8日から24日まで、東京・本多劇場で上演される(地方公演あり)。