東芝は5月21日、液晶テレビ「REGZA(レグザ) S7」シリーズを発表した。ラインナップは、39V型の「39S7」、32V型の「32S7」、29V型の「29S7」、23V型の「23S7」の4モデルで、発売は39S7と29S7が6月中旬、32S7が6月上旬、23S7が6月下旬となっている。いずれも価格はオープンで、推定市場価格は39S7が90,000円前後、32S7が60,000円前後、29S7が56,000円前後、23S7が50,000円前後。

「レグザ S7」シリーズ

寝室や書斎、子供部屋での利用が主に想定されたシンプル機能のパーソナル向けモデル。最大サイズは39V型ながらベゼル幅を極限まで削ることで、従来の37V型(幅90.5cm)以下の88.9cm幅を39V型で実現している(2011年9月発表の「レグザ 37ZP3」と比較)。

付属リモコン

画質面では、ダイナミックコントラスト430万:1(39S7と32S7の場合)を実現する画面直下型のLEDバックライトや、超解像技術「レゾリューションプラス4」を搭載。再構成型超解像技術により、圧縮時に失われた情報の復元や、自己合同性型超解像技術により、近似する箇所を検出して貼り合わせることでエッジ部の精細感を高めることが可能となっている。

シンプルモデルではあるが、USB接続の外付けHDDへの録画機能も搭載。USBハブを利用しての最大4台の同時接続も可能で、家族で別々のHDDを使い分けることも可能だ。最大登録台数は8台となっている。

主な仕様は、チューナーが地上デジタル/BS/110度CSデジタル×1基、39S7の表示画素数が1,920×1,080ドット(フルHD)、ほか3モデルの表示画素数が1,366×768ドット、パネルがいずれもVAパネル、パネルコントラストがいずれも3,000:1、搭載するHDMI入力がいずれも2基となっている。

サイズは、39S7がW889×D201×H591mm、32S7がW734×D180×H504mm、29S7がW665×D180×H464mm、23S7がW545×D163×H388mm、重量は39S7が9kg、32S7が6.5kg、29S7が6kg、23S7が3.6kg(サイズ、重量ともに卓上スタンド込み)。

「レグザ 39S7」

「レグザ23S7」