玉袋筋太郎、ピエール瀧、伊集院光が初共演するひかりTVの番組『玉瀧光(たまたきひかる)』(毎週水曜24:06~24:36ほか)が5月15日よりスタートし、初回放送に先駆けて予告編が公開された。

ひかりTVの番組『玉瀧光(たまたきひかる)』に出演する玉袋筋太郎(左)、ピエール瀧(中央)、伊集院光

1967年生まれで今年46歳の3人が、番組にそろって出演するのは今回が初めてとなる。仕事はもちろん、プライベートでも接点はないようで、ピエールが「仕事も何もこの3人で会うこと自体初めて」、玉袋が「連絡先知らねえんだから」と言うほど。その上、伊集院がロケ番組に出演することも珍しいことから、なかなか見ることのできない貴重な3ショットがこの番組で実現したことになる。今回公開された予告編は、その雰囲気を象徴したような内容。3人そろってのタイトルコール後に伊集院が「もうすでに探り合ってるよね(笑)」と指摘すると、これには2人も納得。ピエールは「この3人は誰かが言った後の、その隙間を狙ってしゃべる係だからね」と普段の役割を説明し、「そーなんだよな!」とうなずく玉袋は「誰かいねーのか! 軸が!」と思わず叫んでしまう。

番組は、40代半ばを迎えた3人が未経験のものを次々と初体験していくというもの。序章となる初回では、3人がこれまで実は抱えていた"煩悩"と向き合う。とある寺を訪れた3人は、108の煩悩を巻軸に書き出していく。しかし、いざはじめてみるとピエールは「あらためてみるとそうないよね」と頭を抱え、伊集院も「結構考えてたつもりだったんだけどなぁ…」と一筋縄ではいかない様子。それでも、伊集院は「オールナイトニッポンを一回だけしたい」「母親に17年くらい会ってないので親にもう一回会っておく」、玉袋は「NHKに玉袋筋太郎として出演したい。これは本当に俺の夢」、ピエールは「クジラを一突き。そういう民族なんだもんわれわれって」「芸能人に告白されたい」などと次々に煩悩をさらけ出していった。

すでに第4回までの収録を終えており、初回で"探り探り"だった3人も、次第に打ち解けていった。第2回は罰ゲームを賭けて擬似カジノで勝負し、第3回は玉袋の煩悩「ダンスを覚えたい」を取り上げ、「それっぽく見えるダンス」に挑戦する。また、第4回は仕事柄、押されることはあっても押すことはない「爆破スイッチ」を押すという大掛かりな企画で、西部警察の爆破を担当してきた特殊効果のスペシャリストを迎え、助手を体験しながら、最終的にはある芸人のコントに合わせて爆破スイッチを押す。

初回放送「煩悩~3人の頭の中ぜんぶ見せちゃいますスペシャル!」は、60分拡大スペシャル。地上波では語られることのない赤裸々トークが展開される。