武蔵野美術大学は18日から23日まで、東京都港区の東京ミッドタウン デザインハブ内にある、同大学のデザイン・ラウンジにて、赤城乳業との産学連携「アイスドリームプロジェクト」のプロセスと取り組みを展示する。
オリジナルアイスクリーム誕生までの記録資料の展示と商品を紹介
同プロジェクトは、同社の開発部に勤める同大学視覚伝達デザイン学科の卒業生の提案により、昨年5月に立ち上がった。商品開発のプロセスを通じて、学生は「生活の中から商品コンセプトにつなげる視点・発想に気づく力」を学び身につけ、企業は「学生の着想から新しい商品が生まれる可能性」を模索することで相互にとってのメリットを生み出すことが狙いだという。
20名からなるプロジェクトメンバーの学生は、アイスクリームに関するトレンド調査、どういった生活シーンでアイスが食べられているのかを、自らのライフスタイルと照らし合わせて課題を抽出、商品化に向けたコンセプト作りを経て、3月には7つの商品案を同社にプレゼンテーションした。今回の活動報告展では、オリジナルアイスクリームが生まれるまでの記録資料を公開し、商品紹介を行う。
会場の所在地は、東京都赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー5階 東京ミッドタウン・デザインハブ内。開室時間は11時から18時までとなる。