結婚が原因で逃したチャンスはある?

「結婚」というゴールにたどり着き、恋愛市場からの勇退を果たした妻たち。しかし、そんな"幸せ"をつかんだが故に、諦めざるを得ないことも少なからずあるようだ。今回は「結婚さえしていなければ!!」と悔しい思いをした経験はないか、マイナビニュース会員の既婚女性200名に調査した。

Q.結婚しているせいで逃したチャンスはありますか?
はい 17.5%
いいえ 82.5%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんなチャンスでしたか? どう思いましたか?
■異性との関係
・「超タイプの人といい感じになったけど自分が結婚してるから何もできなかった」(29歳女性/医療・福祉/専門職)
・「弁護士と結婚するチャンス、入社後のちやほや」(29歳女性/医薬品・化粧品/技術職)
・「もっといい相手に出会えたかもしれない」(29歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「他の男性とセックスするチャンスです」(29歳女性/その他/その他)
・「気に入っている男性にデートのお誘いをもらった時。すーーーっごく行きたかった」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「結婚してからも男性から声をかけられることもあり、本当はもっとハイスペックな人がいたかもと、冗談程度に思います(笑)」(27歳女性/食品・飲料/秘書・アシスタント職)

■仕事について
・「出世」(49歳女性/その他/その他)
・「転職。結婚しているだけで、敬遠される」(27歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「再就職が夫の仕事の都合で取りやめになったこと」(44歳女性/その他/その他)
・「私自身の収入の安定。結婚すると出産育児等を考えなければならないし、夫が転勤族のため正社員での就職が難しくなってしまった」(28歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「結婚してなければ、もっとお給料の高いところを目指してがんばったりとかもあったのかもしれないけど、今はなるべく平穏にと思ってしまう」(29歳女性/運輸・倉庫/営業職)
・「仕事のチャンス。結婚すると会社が産休を恐れてプロジェクトに入れてもらいにくい」(32歳女性/その他/その他)

■お出掛けしたいのに……
・「飲み会にいけない」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「遠方の冬物バーゲンを遠慮してしまった」(31歳女性/医療・福祉/専門職)
・「行きたいイベントに行かせてもらえなかった」(25歳女性/電機/事務系専門職)

■自分磨き!!
・「資格取得」(27歳女性/その他/販売職・サービス系)
・「フィリピンに語学留学。もう少し早くしておけばよかった(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■総評
結婚のせいでチャンスを逃したことがある!! と答えた女性の割合は、男性よりやや高めの17.5%。結婚による環境変化は女性の方が大きいだけに、この結果はうなずける。

一番多かった回答は、男性版アンケート同様「異性との関係」に関するものだった。結婚を機に「職場で"ちやほや"されなくなった」と落胆する人がいる一方で、結婚しても変わらずお誘いを受け続けた結果「もっといい人に出会えたかも!?」などとふらちな考えが頭をよぎる人も……。どちらのケースに転んでも、結局、悩みは尽きないようである。

また、次に多かった「仕事」については、男性よりもやや深刻な状況が伺えた。結婚すると自動的に「出産もそろそろ……」と判断されてしまうようで、「転職したいのに敬遠された」「責任ある仕事を任せてもらなくなった」などなど、厳しい問題に直面している人も複数いた。家庭と仕事の両立は当たり前になりつつある現代。この辺りの問題もそろそろ解決に向かってほしいものだ。

調査時期: 2013年4月5日~2013年4月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート