JR西日本はこのほど、東海道本線(JR京都線)高槻駅のホーム改良に関する協定を高槻市との間で締結し、その内容を発表した。同駅の安全性と快適性の向上を図ることが目的。
現在の1番線(上り外待避線)と8番線(下り外待避線)を廃止し、代わって上り・下りのホームを新設する計画となっている。新設ホームは新快速および通過線専用ホームとする。
現在、高槻駅では快速と新快速が同一ホームに到着するため、ラッシュ時にはホーム上での混雑が激しくなっている。今回合意したホーム改良により、新快速と快速のホームを分離し、安全性の向上を図る。階段やエスカレーターなどについても、あわせて整備を行うとのこと。事業費は約48億円。今年度中に着工し、2016年春の使用開始をめざす。