3月21日(米国時間)、MicrosoftはWindowsストアアプリ版「OneNote」のバージョンアップを自社ブログ「OneNote Blog」で発表した。既にWindowsストアからダウンロードが可能だ。基本的な機能に相違はないものの、多くのフィードバックを受けた結果、今回は二箇所の機能を改善した記事を公開したと、Officeチームは述べている。
一つめは「ペンとインクの改良」。OneNoteで簡単な図面や手書きを描く際の応答性を向上させるため、四種類のペンを用意。以前からペンデバイスを使用することで紙に書く際と同じ描画機能を備えていたが、新バージョンではペンデバイスよる入力や選択を改善し、ペンの太さや色などを容易に選択することが可能になった。
また、この設定は記憶され、次回使用時も自動的に選択されるという。ブログではSurface Proの使用を推奨しているように、同機能を使用するにはデジタイザーなどのペンデバイスが必要となる。
もう一つの改善ポイントは「Office 365のサポート」。以前からOneNoteはMicrosoftアカウントをサポートし、SkyDrive上に保存したノートを編集できたが、今回新たに「Office 365」上のノートブックをサポートしたと記事で述べられている。なお、同環境を使用するには、Office 365のIDでサインインしなければならない。ブログに掲載された画像を確認すると、Microsoftアカウントと共にOffice 365 IDが列挙されいるため、併用が可能なようだ。