台湾ASUSTeK Computerは26日(現地時間)、3G音声通話/データ通信機能を搭載した7型タブレット「Fonepad」を発表した。スペインのバルセロナで28日まで開催中のモバイル業界展示会「Mobile World Congress 2013」にて発表された製品で、3月に249ドルで米国向けに発売予定。日本での発売は未定。

Fonepad

CPUにはIntel Atom Z2420(1.2GHz)を採用。これはIntelが2013年1月に、開発コード「Lexington」として発表したスマートフォン向けAtomプラットフォームだ。スマホ向けのAtomシリーズとして、現行の「Medfield」と、その次世代となる「Clover Trail+」に加え、コストを重視したプラットフォームとなる。

データ通信はHSPA+対応し、3GではWCDMA、2GではEDGE/GSMに準拠する。液晶は1,280×800ドットのIPSパネル。OSはAndroid 4.1。

その他の主な仕様は、RAMが1GB、ROMが8GBもしくは16GB。通信機能はIEEE802.11b/g/n、Bluetooth 3.0。主なインタフェースは、microUSB、microSDカードスロット、前面カメラ(1.2メガピクセル)、背面カメラ(3メガピクセル)など。

本体サイズはW120.1×D196.4×H10.4mm、重量は340g。バッテリ駆動時間は9時間。カラーはTitaniumGrayとChampagne Goldの2種類。