ワコールは2014年がブラジャー生誕100周年であることを記念し、"ブラの日"である2月12日から「さぁ、これからのブラを考えよう。」キャンペーンを実施する。
「さぁ、これからのブラを考えよう。」キャンペーン
このキャンペーンは、「便利」「面白い」などブラに求めるアイデアを募集するというもの。画像付きのアイデアはもちろん、「ブラの名前」と「キャッチコピー」だけでも応募可能。応募されたアイデアの一部は、キャンペーンサイトにてイラストにして随時紹介していく。
ブラジャーと縁が深い、第3回国民的美魔女コンテストでおっぱい美魔女賞を受賞した荒井依里さんは、言葉で話しかけると瞬時にデザインとパットで希望を叶えてくれる『話せるブラ』というアイデアを考えた。
現在のブラの原型が誕生したのは、今から約100年前
2月12日が「ブラの日」とされているのは、アメリカのメアリー・フェルブス・ジェイコブ氏が、世界で初めて現在のブラの原型「「BRASSIERE(ブラジャー)」で特許を取った日が、1914年2月12日であることにちなんでいる。現在では当たり前な肩ひもをブラジャーに付けたのも、同氏の発明によるものだという。
戦後まもなくの日本のブラは「金属製」だった
日本で「バストの形を整える」という意識が一気に普及したのは、ファッションが急速に欧米化した戦後からのこと。ワコールの前身・和江(わこう)商事が1949年に発売した「ブラパット」が大ヒット。しかし、これは誰もが同じ形のバストになることを目指しており、現在のように個人の体型に合わせるといった発想ではなかった。
「A・B・Cカップ」の表記統一からまだ30年
その後、和江商事は1950年に第一号のブラジャー生産を開始。1964年頃からは素材にこだわり「ストレッチブラ」などのヒット作を生んだ。そして1980年、新JIS基準改定が行われ、同社はそれまでバラバラだった規格やサイズを統一する。「A70」のような、カップサイズとアンダーバストの周径値での表記となってから、まだ約30年しかたっていないことになる。
ちなみに、キャンペーンの応募期間は2月12日~4月30日の23時まで。アイデアは、キャンペーンサイトにて受け付ける。また、応募者の中から抽選で30名に「ワコール商品券1万円」をプレゼントする。