"パーソナルスペース"を上手に利用して、相手をドキドキさせる存在になる

スッと顔を近づけて話しかけてきたり、軽いボディータッチをしてきたりという行動をうまくできる人は、恋愛心理におけるパーソナルスペースを上手に活用している人とも言えます。そもそも『パーソナルスペース』とは、他人が入ると不快に感じられるような、いわゆるテリトリーのようなものです。まったく好意がない人に顔を近づけられると抵抗があるかもしれませんが、このスペースを利用すれば相手をドキドキさせることも可能なのです。

■男性がドキドキしていても、女性は何も感じていないこともある

基本的には、女性の方が男性よりもパーソナルスペースは狭めだと言われています。

つまり、男性と女性が向かい合わせで立っている場合に、男性は女性のことをパーソナルスペースに入っていると感じてドキドキしてしまうこともあるようですが、女性は男性がパーソナルスペースの外にいるのでドキドキしていないということがあり得ます。

■男性を意識させるには前に立ち、女性を意識させるには横に立つ!?

ちなみに、男性は前方に大きくパーソナルスペースがあると言われており、女性は自分を中心に円状に取り囲むようにパーソナルスペースが存在すると言われています。

そのため、男性を意識させるには横に立つのではなく、向かい合わせで立つと意識しやすい状態になるとも言われています。だから「上目遣いに弱い男性が多い」のかもしれません。

また、女性に自分を意識させたいような場合には、横から話しかけると効果的だとも言われています。飲み会などでは、女性の正面ではなく隣に座るようにすると良いでしょう。

■デートの場所でさりげなく"密着"してみることも可能

また、あまり自分から積極的にいけないという人は、あえて混雑している場所にデートに誘ってみるのも手です。

遊園地や花火大会などでは自然とお互いの距離が近くなりますし、他の人から自分を守ってくれるような男性の行動や、そっと寄り添ってくれる女の子の態度などは異性を自然とときめかせてくれるものでしょう。しかし、混雑している場所がとにかく嫌いだという人もいます。そういう人はデートの場所を聞いた時点で「行かない」「嫌だ」というかもしれませんから、別のアプローチをしていくべきでしょう。

■パーソナルスペースを使うならば、身だしなみは要注意

最後のポイントは身だしなみです。

「鼻毛が出ている」「つけまつげのノリがまぶたにべっとりついていた」「耳垢(みみあか)や耳毛が見えた」など、近づいたがゆえにわかってしまう欠点もあります。さらに、匂いも大切です。加齢臭や胃の悪い人特有の口臭などがプーンとするようでは、ドキドキさせるなんて到底無理。また、匂いのキツイ香水などは、人によっては気分が悪くなってしまうような人もいますのでつけすぎには注意しましょう。