全国60劇場、496スクリーンを展開するワーナー・マイカルは30日、同社従業員の投票で選出される「ワーナー・マイカル映画館大賞2012」を発表した。
6回目となる今回は、ワーナー・マイカル本社と全国58劇場で働く社員、パート、学生アルバイトを対象に、その年に観た映画の中で「映画館で観ることを薦めたい」と思う邦画・洋画各1作品の投票を実施。今年は最多となる1,751人からの投票があり、ベスト10が決定した。このランキングは、映画館で日々来場者に接する従業員がお勧めするという趣旨から、玄人受けというよりは大スクリーンで楽しく観ることができる作品が上位に入る傾向にあるという。
1位に選出された作品は、210票を獲得した細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』。そして2位以下に観客動員数363万人、興行収入50億円を突破した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』、3位にシリーズ4作目となる『BRAVE HEARTS 海猿』、4位に大ヒット漫画を阿部寛主演で実写映画化した『テルマエ・ロマエ』、5位に興行収入60億円突破の『ONE PIECE FILM Z ワンピースフィルムゼット』と続き、ベスト5はアニメ作品、および漫画原作作品で占められている。
そのほか6位以下には『劇場版 SPEC~天~』が6位、シリーズ最終章『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が7位、『のぼうの城』が8位、佐藤健主演で実写映画化され海外公開も好評だった『るろうに剣心』が10位という結果となった。
「ワーナー・マイカル映画館大賞2012」ベスト10は以下のとおり。
「ワーナー・マイカル映画館大賞2012」ベスト10
1位:『おおかみこどもの雨と雪』(210票)
2位:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版;Q』(144票)
3位:『BRAVE HEARTS 海猿』(115票)
4位:『テルマエ・ロマエ』(106票)
5位:『ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット』(87票)
6位:『劇場版SPEC~天~』(83票)
7位:『踊る大捜査線THE FINAL 新たなる希望』(80票)
8位:『麒麟の翼劇場版新参者』(69票)
8位:『のぼうの城』(69票)
10位:『悪の教典』(57票)
10位:『るろうに剣心』(57票)
・投票期間:2013年1月8日~20日
・集計サンプル:ワーナー・マイカル本社と全国58劇場で働く社員・パート・学生アルバイト1,751名
・調査対象:2012年1月1日~12月31日公開作品
※当社劇場以外で観た作品も対象
(C)2012 「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会