フェンリルは29日、ユーザーからの要望の中でも特に重要度の高い機能を選んで実装したという「Sleipnir 4 for Windows Technology & Design Build」を同社ブログ限定で公開した。

「Sleipnir 4 for Windows Technology & Design Build」は、Sleipnir 4リリース前の段階のもので、同社オフィシャルブログ限定で公開している。Technology & Design Build版では、新しいユーザーインタフェースによる軽量化、CPUやメモリ使用量の軽減など高速化が図られている。TridentとWebKitエンジンでは動作モードを「処理速度優先」「メモリ節約優先」と個別に設定できるほか、ツールバーからJavaScriptやプラグインの実行許可などを制御できるクイックセキュリティも利用できる。ほか、マウスジェスチャーやスマートタブ機能、復元機能などで新たな機能を実装している。

また、今回のTechnology & Design Build版では搭載されていないが、Sleipnir 4 Final Buildで搭載予定の機能として、「横断検索」も紹介している。「横断検索」は、ブックマークや履歴、アクション名などを同一キーワード一括で検索できるようになる。

動作モード設定(同社ブログより)

クイックセキュリティ(同社ブログより)

横断検索機能(搭載予定 同社ブログより)