森永乳業によると、牛乳パックの正しい開け方を知らない人が多いことが調査から明らかになったという。そこで同社公式サイトでは、その質問の中から「牛乳パックの正しい開け方」を紹介している。
開け口を左右いっぱいに押し広げるのがポイント
まず、牛乳パックを開ける前には手をきれいに洗うことが大事。そして、開け口側であることを確認した上で、開け口には指を触れずに、親指を奥まで差し込んで開け口を両手で左右に十分広げる。その際、左右いっぱいに、牛乳パックの屋根に付く位置までしっかりと押し付けるとよい。
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開け口には指を触れずに、親指を奥まで差し込む |
開け口を両手で左右に充分広げる |
次は、親指と人さし指を開け口下に添え、注ぎ口が飛び出るまで徐々に手前に引いていく。注ぎ口を引き出す際、注ぎ口に指が触れると不衛生なため、触れないように注意する。
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牛乳パックの屋根に付く位置までしっかりと押し付ける |
親指と人さし指を開け口下に添え、注ぎ口が飛び出るまで手前に引く |
どうしても開けられないときは「十字開け」
どうしても牛乳パックを開けられない時におすすめなのが「十字開け」。これも開ける前に手をきれいに洗い、親指を奥まで差し込んで開け口を両手で左右に十分広げる。反対側も同様に親指を奥まで差し込み、両手で左右に十分広げる。
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開け口を両手で左右に十分広げる |
反対側も同様に開け口を広げる |
続いて、中身が飛び出さないように注意しながら、対角にゆっくりと開く。もう一方の開き方も同様に。十字開けをした後は牛乳パックが完全に開放状態になるため、同社ではクリップ等で開け口をとめることをすすめている。
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中身が飛び出さないように注意しながら、対角にゆっくりと開く |
開けた後は、開け口はクリップ等でとめる |
同社公式サイトでは、牛乳パックの正しい開け方の動画を公開している。