3万坪の芝生を焼く、本州最南端の火祭り

和歌山県串本町では1月26日に、本州最南端の火祭り(潮岬望楼の芝焼き)を開催する。

同イベントは、本州の最南端である「望楼の芝焼き」として行われてきたものを、2001年より風・音・炎の祭典「本州最南端の火祭り」として開催している。

芝生に火を付ける「火矢による点火」は2000年から始めたもので、地元高校弓道部員有志が行う。炎は太鼓の演奏の中にみるみる広がり、3万坪の芝生は1時間足らずで全て炎に包まれる。他の地方の芝焼き、山焼きとは異なり、平地で行われるため、見物客は炎のすぐそばまで近づいて見ることができるという。

見物客は炎のすぐ近くに寄って見学することができる

同イベントでは、芝焼きのほか様々なイベントを実施する。名物の「しょらさん鍋」の振る舞いと「串本節保存会・岬節保存会・トルコ民俗舞踊団の表演」は16時30分から、「餅つき・芋餅プレゼント」は17時から。17時30分に火矢が放たれ、芝焼きが開始。終了は18時30分を予定している。

同イベントの詳細は、串本町観光協会の公式サイトでも案内している。