女優の酒井法子が、10日に放送されるニッポン放送のラジオ番組『上柳昌彦 ごごばん!』(13:00~)に出演し、現在の心境を告白した。

舞台『碧空の狂詩曲~お市の方外伝』の稽古場でラジオ収録に臨んだ酒井法子(中央)、ニッポン放送・上柳昌彦(右)、ニッポン放送・増山さやか(左)

酒井がニッポン放送のラジオ番組に出演するのは、2007年以来のこと。2009年11月に覚せい剤取締法違反(使用、所持)で有罪判決を受け、3年の執行猶予期間を終えた酒井は、11月24日に復帰会見を開いた。

番組内で、酒井は「事件の後は周りの方々に支えてもらいました」と復帰に至るまでを振り返ると、「(息子の)学校の先生方やお友達の父兄のみなさん、もちろん家族もなんですけれど、本当に助けてもらいました。事件の後に、久々に学校に顔を出した時、日頃から仲良くしてもらっていた"ママ友"からは、『バカっ! バカっ!』と怒られました。でも『良く来たね。』と優しい言葉もかけてもらいました」と感謝の気持ちを述べた。また、最愛の息子に関しては、「傷つけてしまったと思うのですが、支えていただいた方たちのお蔭で最小限にはなったのではないかと思います」と語り、「そのお陰で今も笑顔を失うことなく、仕事をしている私に対して『(学校)行ってくるよ!』とか『(仕事)頑張ってね!』と明るく声をかけてくれていて、励ましてもらっています」と家庭内の状況を明らかにした。

収録の終盤に「今年の一年を漢字で表すと?」と聞かれた酒井は、「何度も言っているので申し訳ないのですが"感謝"です。この二文字しかないです。感謝の気持ちを忘れたら終わりだと思っています」と答え、「一日一日、一瞬一瞬を大事にしながら、今回の舞台をしっかり務めさせていただいて、毎日笑顔でしっかり生きて行く努力をしたいと思いますので温かく見守ってもらえるとうれしいです」と、15日に開幕する舞台『碧空の狂詩曲(ラプソディー)~お市の方外伝』への意気込みを語った。