JR西日本は7日、東海道本線(JR京都線)新大阪駅にて、新たに5号ホーム(新17・18番のりば)の使用を開始すると発表した。使用開始日は今月16日を予定している。

ホームの増設工事が始まって間もない頃の新大阪駅(2011年撮影)。工事は進み、12月16日より使用開始されることに

新大阪駅付近では現在、2018年度末の開業に向けておおさか東線北区間(新大阪~放出間)の工事が進められている。これを受けて、新大阪駅構内でも現在の17・18番のりば(4号ホーム)の隣でホームの増設工事が行われており、新5号ホームとして今月16日より使用開始することになった。新5号ホームを始めて使用する列車は倉吉行の特急「スーパーはくと1号」で、7時29分に入線し、7時30分に発車する。

新5号ホームにはエレベーター1基とエスカレーター2基(上り・下り1基ずつ)が設置される。このホームを使用する平日の定期列車は計75本で、うち23本が特急「サンダーバード」、14本が特急「こうのとり」で、他にも「スーパーはくと」「(ワイドビュー)しなの」「(ワイドビュー)ひだ」などが使用。新快速12本、快速16本がこのホームに停車する。

なお、新5号ホームの使用開始にともない、15日深夜に線路切換工事が行われ、新大阪駅構内の線路配線が変更に。現在の17・18番のりばは使用を停止し、新5号ホームが新たな17・18番のりばとなる。今後もおおさか東線整備事業などの進捗に合わせて線路の配線変更や使用ホームの変更が行われ、最終的に新大阪駅の在来線ホームは5面の形態となる。