東京海洋大学客員准教授でタレントのさかなクンが7日、ホームページを通じて尿管結石により入院したことを発表した。

尿管結石のため、緊急入院したさかなクン(写真は2012年2月、「水木しげるロードin汐留」オープニングセレモニー)

所属事務所によると6日夕方、さかなクンは都内を移動中に急激な腹痛に見舞われ、医師による診断結果が「尿管結石」だったため、適切な処置と治療を行うためにそのまま入院した。復帰の時期については、医師から「一両日中に退院して数日内で回復の見込み」との所見が出ており、所属事務所は「みなさまの前に一日もはやく元気な姿を見せられるよう療養に努めております」と本人の意志を伝えた。

さかなクンは2001年1月28日に『どうぶつ奇想天外!』に解説者(魚ナビ)として初登場すると、魚の豊富な知識と経験に裏付けされた話やキャラクターがお茶の間に受け人気者に。2006年には東京海洋大学客員准教授に就任し、2010年には絶滅したと言われていたクニマスの再発見に貢献した。2012年、海洋に関する幅広い分野における普及啓発、顕著な功績を残した個人、団体に贈られる「第5回海洋立国推進功労者表彰」(内閣総理大臣賞)を受賞した。