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総合食品メーカーの味の素は、辛くないトウガラシから抽出された成分「カプシエイト」の成分の一つである、新規機能成分「ジヒドロカプシエイト」が、11月22日に欧州委員会の「ノベルフード(新規食品)」として正式に認可を取得したと発表。これにより、同社独自の酵素技術によってつくられた「ジヒドロカプシエイト」を、欧州連合(EU)加盟の27カ国で食品として利用することが可能となった。

「ジヒドロカプシエイト」は、からみがほとんどないトウガラシ品種「CH-19甘(アマ)」から確認された、新規機能成分カプシエイト類の一つ。

トウガラシのからみ成分である「カプサイシン」と構造が類似しているが、そのからみや刺激性は非常に弱く、からさは約1/1000。エネルギー代謝を向上させる作用があるとされており、「肥満」への効果が期待されている。

なお、米国では2009年に「GRAS(Generally Recognized As Safe、一般に安全と認められる食品)」として「ジヒドロカプシエイト」を認可。同社では「米国に加えて、欧州でもさまざまな食品への利用の可能性が広がり、新たなビジネス展開ができる」と期待を寄せているという。