製薬企業グラクソ・スミスクラインは、20歳から50歳代の女性800人を対象に「食生活の酸とオーラルケアに関する意識と実態調査」を実施した。調査の結果、2人に1人が食後30分以内に歯磨きを行っていることが明らかになった。調査日は9月4日。
「あなたはどのようなことを意識して歯磨きをしていますか?」という設問に対し、81.5%の人が「虫歯を予防したいから」と回答した。
「虫歯」を意識して歯磨きを行っている81.5%の人のうち、「あなたは食後どれくらいの時間を空けて歯磨きを行っていますか?また、行おうとしていますか?」という設問に対し、「0分から5分未満(できるだけ食後時間を空けずに磨く)」、「5分以上から15分未満」、「15分以上から30分未満」と回答した人の合計は、43.3%という結果になっている。
「あなたはどのようなことを意識して歯磨きをしていますか?」という設問では、43.6%の人が「歯を美しく保ちたいから(歯の着色・変色を防ぎたい)」と回答。
そのうち、「歯の磨き方に関して、当てはまるもの(近いもの)をお答えください」という設問に対し、「強めにしっかりと磨く」、「やや強めにしっかりと磨く」のいずれかを回答した人は56.7%にのぼった。
さらに「あなたは歯磨きが終わった後、どの程度口をゆすぎますか?」という設問に対し、「口内に歯磨き剤が完全に無くなる(歯磨き剤の味が無くなる)まで」と回答した人は71.9%。
また、「『酸蝕歯』(食べ物や飲み物に含まれる"酸"によって、歯の表面にあるエナメル質が溶け、ダメージを受けてしまった状態のこと)という言葉を知っていますか?」という設問に対し、「知らない」と回答した人は77.5%という結果となった。