Microsoftは、同社のクラウドサービス「SkyDrive」に、「Excel Survey」という新機能を追加する。この機能を利用すると、イベントの出欠確認やアンケート調査などの返信を自動的にExcelで集計することができるようになる。

この機能については、SkyDriveの公式ブログ「Inside SkyDrive」の8日付けの記事において、SkyDrive Group Program ManagerであるOmar Shahine(オマル・シャヒーン)氏が紹介している。なおこの機能は全ユーザーに一斉に公開されるのではなく、ユーザーごとに順次公開されていく模様。編集部で確認したところ担当者のSkyDriveからはまだこの機能が利用できないようだったが、同記事中で24時間以内に順次公開するとの記述があり、現時点で本機能を利用できないユーザーもすこし待てば利用可能となるはずだ。

記事の説明によれば、使い方は簡単。あるユーザーがサーベイを作成し、それを他のユーザーと共有してURLを送信する。URLを受け取ったユーザーがそのリンクをクリックしてサーベイのフォームに入力を行ない、送信すると、その集計結果が自動的にExcelのシートにまとめられ、閲覧できるというものだ。

URLを受け取ったユーザーはこのようなフォームに入力して返信する

各ユーザーからの返信は自動でExcelのシートに集計される

なおこのサーベイ機能については、9月にSkyDriveに「ごみ箱」機能が追加された際に、近日中の追加が予告されていた。Shahine氏はこの機能を、パーティの出欠確認や家族の休暇のスケジュール調整、さまざまな調査などに活用してほしいとしている。