ニコンイメージングジャパン11月6日、ワイヤレスリモートコントローラーとして、送受信機「WR-R10」と、送信機「WR-T10」の2モデルを発表した。12月より発売し、希望小売価格は「WR-R10」が7,350円、「WR-T10」が5,250円。
同日に発表された「D5200」など、ニコン製デジタル一眼レフカメラで使用できるワイヤレスリモートコントローラー。電波によるリモートコントロールを行うため、赤外線搭載コントローラーに比べて指向性と到達距離が長いと、同社では説明している。
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ニコン、2,410万画素CMOSやバリアングル液晶搭載の一眼レフ「D5200」(2012年11月6日)
送信機である「WR-T10」から、送受信機である「WR-R10」を装着したカメラに電波を飛ばし、ワイヤレス操作が可能。シャッターボタンはカメラのシャッターボタンと同様に機能する。半押しによるオートフォーカスや連続撮影なども可能なほか、動画撮影にも対応。
複数のカメラそれぞれに「WR-R10」を装着することで、複数台のシャッターを同時に切ることも可能。また、「WR-R10」を装着した特定の一台をマスター機として、そのほかの「WR-R10」装着カメラのシャッターを切ることもできる。
対応カメラは、10ピンターミナルまたはアクセサリターミナルを装備した一眼レフカメラ。無線周波数帯は2.4GHz帯で、無線チャンネル数は5/10/15ch。ペアリング最大可能機器数は64台。通信距離は、「WR-R10」と「WR-T10」間で約20m(地上高約1.2mの場合)。本体サイズは、「WR-R10」が約W31.5×D10×H26mm、重量は約6g。「WR-T10」が、約W28×D8.5×H60mm、重量は約12g(電池含む)。送信側の「WR-T10」で使用する電源はCR20302型リチウム電池×1個。電池1個での撮影回数は約10,000回だ。