マーケティングリサーチなどを行っているインテージは、20歳から69歳の女性1,000人を対象に、「女性のアンチエンジングに対する意識調査」を実施。調査の結果、アンチエイジングへの興味は高く、30代から50代の約8割は「興味がある」と回答し、約5割の女性が自分は"若く見える"と思っていることが分かった。調査期間は10月10日から10月12日。
「あなたは『アンチエイジング』(抗老化、抗加齢)に興味がありますか?」と尋ねたところ、全体で78.6%が「興味がある」と回答した。
年代別でみると、もっとも「興味がある」のは「50代」で85.0%、次いで「30代(84.5%)」、「40代(84.0%)」。「興味がない」割合が高いのは「20代(31.0%)」、次いで「60代(29.5%)」となっている。
また、エリア別では、「関西60代」が最も「興味がない」割合が高く38.0%だった。
「普段、あなたが『アンチエイジング』のためにおこなっていることは?」という質問をしたところ、1位は「化粧水、乳液を使う(42.0%)」、2位は「食生活にこだわる(31.0%)」、3位は「規則正しい生活を送る(29.8%)」となっている。
年代別では、高い年代ほどアンチエイジング化粧品の使用率は高いが、それ以上に「規則正しい生活を送る」、「食生活にこだわる」、「睡眠にこだわる」などの生活習慣へのこだわりが高い結果となった。
「現在のあなたの見た目年齢は、実際の年齢とどのくらい差異があると思いますか?」と聞いたところ、全体の18.0%が「4歳から5歳下」、16.1%は「2歳から3歳下」に見えると回答しており、「実際の年齢相応に見える」と思う人は24.5%だった。
「あなたは、見た目年齢を人からどのように見られたいですか?」と質問したところ、最も多いのは「4歳から5歳下(26.7%)」で、次いで「2歳から3歳下(16.5%)」。さらに「10歳以上、下」は10.2%とかなり年下に見られたいと思っている人もいる。
年代別でみると、20代は「実際の年齢相応に見られたい(41.5%)」が最も多く、30代から50代は「4歳から5歳下」が最多(36.5%)。60代では「4歳から5歳下(20.0%)」と「実際の年齢相応に見られたい(19.5%)」が僅差で「気にしたことがない」も18.5%と、意識にばらつきがある。
エリア別で比較すると、全年代で関東の女性のほうが"若く見られたい願望"が強かった。