俳優の石黒英雄、女優の浅見れいならが27日、東京・銀座の時事通信ホールで行われた、映画『不毛会議』の制作会見に出席した。

左から、なるせゆうせい監督、玉城裕規、柄本時生、浅見れいな、石黒英雄、渡辺大輔、浜尾京介、宮下雄也 拡大画像を見る

映画『不毛会議』は、某戦争中に行き詰った戦況を打破するため、6人の若い軍人が集まり戦略をたてるが、ひょんなことから彼らの結束に亀裂が入り始める――というワンシチュエーションで展開される青春群像劇。同作は舞台と連動企画となっており、舞台は2013年1月9日~15日に東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!で公演され、映画は来春公開予定。

軍服を着て登場した主演で山本龍之介役の石黒は「昼間は大河ドラマの撮影で深夜はこの映画の撮影だったので、何が何だか分からなくなった」と苦労を明かしつつ、「とてもテンポが良くて飽きずに見られる作品になったと思います」と自信を持ってアピール。紅一点の軍人妻・タマミを演じた浅見は「唯一の女性なんですが、とても芯の強い女性」と語り、「笑いあり感動ありのエンターテイメント作品なので、みなさん是非見て下さい!」と笑顔でPRした。

会見には、石黒、浅見のほか、キャストの柄本時生、渡辺大輔、浜尾京介、宮下雄也、玉城裕規と、なるせゆうせい監督も出席し、映画と舞台両方の脚本を手掛けたなるせ監督は「映画と舞台で違った楽しみ方が出来ると思う」と語り、「深夜に長回しで撮ってたけど、みんな台本がしっかり頭に入ってて凄いと思った」と若手俳優陣を絶賛。また、宮下が「かなり個性が強くてキャラがある俳優が集まって面白い作品になった。同世代の役者さんたちだったので、結束も固くて楽しい現場でした」と振り返ると、浜尾も「みんなで一緒にお風呂に入りました」と渡辺らを交えて大盛り上がり。その様子に、石黒は「ここでは言えないことばっかり話してましたね」と苦笑いしていた。